白鳥の湖

おいっす!!

火曜日だな、この野郎。

ああ、いや、婦女子の諸君、おはようございます。


俺たちは2代目。

おやぢ達は、経済からの脱却を目指した。

おりしも、日本は高度経済成長まっただ中。

働け、働けとばかりに戦後日本を立て直していった。


おれ達「むすこ」は、そんな中、現場に駆り立てられ、強制労働「おまえらは、オレの意思を継げ」とばかりに仕事に明け暮れた。



そんな俺たちが目指したのは、「精神からの解放」だった…



昨日、さくっと現調があるから、という詐欺師特有のギャグをかまし、まんまと「おさみ」の息子、久米の搾取に成功。

岡崎、安城、西尾、蒲郡、豊川と巡回し18:00、いやがるおれをしり目に、さくさくと「浜」に向かうトシキ・久米。


 おい、月余運日だぞ とうそぶくオレを放置し「かんわーくん、助けてください」と屁をこいた。


 「うわっ!!粂、おっさんがおるら!!」


うっかり、久米の罠にはまってしまった「ブラックスワン

ブラックスワンの舞」については後述。


 粂、秦の唄を唄ってミハに殺すぞっていわれおった川上、そしてこの俺「殿」


まぢで「クソメンバー」

こうなるとやはり降りた、マサタケ。


地獄の窯はぱっくりとふたを開け、ボトルは2本目に突入した。


 ふと、外に眼をやる。

何やら動く影。

「雨にまぎれて、へんな者がきてしまったようだ」


茶髪にロン毛、身長140㎝ほどの身体からは「やいやいやい、む〜〜〜り」と発せられる。

伊良湖名物で、自傷レジェンド「ノブトシ・石田」通称:てんちゃんだった。


さらに!両脇には「助さん、角さん」


そう、HIROAKIさんとERIさんだ!!


く〜〜〜〜〜っ!!!!

しびれる演出!!


ひろくんと固い握手をし、「おバカトークの開催」


「絶対に笑ってはいけない伊豆旅行」を粂が企画。


メンバーの心の中を探った。

以外にも、マサタケは「真っ白」


久米は濁った黄色。

ブリーフ重ね履きのうえ、前は黄色、後ろは茶色。


意外だったのは、かわかみさんが「真っ黒な心持」だということ。

「狂人で創ってもらう、皮ボンテージブラックスワン、フルマスク」でパーキングエリアに登場。

「下」は出てしまっても、顔は隠すという武士の一分。

ミッション「顔を隠して、サオ隠さず」何分で逮捕されるか、という新しい取り組み。

原発反対、オレ変態」をスローガンに、首相官邸前での抗議活動にちゃちゃを入れるのが最大の目的らしい。


この活動家の志に共鳴した粂は「それならカンワー君、ご褒美にスーパーコンパニオンおごってあげるわ!」とすでにスポンサー契約。

ゲラゲラ笑うオレに「おまえ、名前だしたら訴えるでな!」「あと、動画も禁止だごら!!」

二人そろって「かみさんには、絶対内緒だでな!!!」とコラボした。


ERIさんが、ここで黙っておるはずもなく「ならKEEPERも協賛させてもらうで」と、ついにカワカミワールド、全日本ブラックスワン変態大集合、スワンのクビはオレのいち物クラブに賛同してしまった。


そこに・・・

まりぞーが登場。

「こ、これはイカン。これからのまりぞーに悪影響が及ぶ」と判断したトシキ・久米WITH変態スワンの会は、場所を「クソババアのスナック」に移した。

川「おい、ばばあ、レーズンバターくれい」

ちーまま「へ?そんなもん、ないわ!フルーツならあるよ」

川「じゃあ、そこに書いてあるのは何だ?フルーツしかねえ??なら、バナナ100本持って来い!」


本ママ「ありよ〜、レーズン。私のココに」

マサ「おおっ!!いいねえ!おい、しゅんこー、場所変わってくれ!」

本ママ「いやだよう、マサクンの横なんて。ね?」


70歳の先輩女性に色目を使う「マサタケ」

あんたの辞書に「反省と失敗」はない。


やがて、自動車ショー歌がながれ、久米の十八番「ルパン三世」が垂れ流され、フレンズがぶち込まれる頃、久米の神さんが赤い車でお出迎え。


外に出ると、生暖かい風に、夜霧がやさしくこの「クソばか共」をつつんだ。


「また、あしたな〜!!」と叫ぶ粂に「ぶっ殺すぞ、バカ野郎!!今日はもう、火曜日だぞ!!」と「なにが、さくっとだ?」とかまし、家路についた。


今朝、AM6:30 粂の車は俺んちに放置。

カワカミサンはすでに岡崎。

GR曰く「あのおっさんらのせいで、また、死にそうだわ!」とカンワー君言ってましたよ!


マサタケはポリタンにお湯を汲み、SURFINGに出かけて行った。

おかん「みさお」の無く姿が、オレの脳裏によみがえるこの朝。


早朝から、あんたらの「目を汚した」ことに、お詫びを申す。