少年焼肉
こんぬずば。
TVで雪不足って言ってたね。
昨日は、甥っ子1Kが「二人で焼肉に行きたい」というので、近くの赤○○に行った。
忘年会でにぎわう店内。
安い方の食べ放題を注文した。
オレの人生史上、記憶にないほど、したことのない「喰い放題」
おそらく、小学校のときの「まるはち」以来じゃないか?
ルールはこうだ。
1回につき一人1ッ種類、一皿。 つまり、同種類で注文できる同じ商品はのは2皿まで。
これがまた少ない!
ネギ塩タンなど4枚/皿。
注文しても、混雑する店内では、なかなか食い物が来ない。
ただ、焦げていく網を「ぬぼー」っとみているだけ。
ナマビールが無くなり、おれの「クレーマー部分」にぽつっ!と点火。
しかし、小学校5年生のまえで、注文が遅いくらいで怒り狂うのも何かと…
でも、さすがに「おい、こいつが頼んだライスが、まだ来んぞ。」
まだ入ったばかりか、かわいくて若い姉ちゃんが「す、すみません、すぐにもって来ます」
すると、そこの宴会席でも待っていたのか、ごはんが6皿ほど運ばれてきた。
「ああ、あ〜、まあ、忙しい時間だでしょうがねえか…」
肉ナシのメシだけがテーブルに。
オレはかわいそうになり「おい、キムチくうか?」とオレのつまみを差し出した。
しかし、ナマ5杯呑みほし、6杯目が…
オレのホノウが赤から青に変わろうとしたとき、以前、Y達と行ったときのねーちゃんがこちらに気付いた。
「ああ!生ですね」
2秒で、笑顔で持ってきた。
さすが、
教育が行き届いている。
こうして、オレは不満をぶちまけることなく、甥っ子に「オトコの在り方」をレクチャーし、彼もなんだかすっきりした様子で帰って行った。
5年生の彼は、父親がいないものだから、オレによくなついている。
そのかわいい少年は、マコツのガキと友達だ。
何なのかよくわからんが、世間は思ったより狭い。
悪い奴になるより、いいやつになってほしいものだ。