ゲゲゲの月曜

スッカリ外道と化した週末。

先週は遊びすぎた。

宴会で飲んで寝たのが木のベンチ、当然朝早い。

心身ともにガタガタのオレに、容赦ない土砂降りが襲いかかり、オレのカラダに被せた「サーフィンしにゃいかん」という建て前をきれいに洗い流そうとする。

孤軍奮闘するオレに援軍が来た。

としやとご△である。

オレの理性のダムと義理の堤防はついに崩壊。

気がつけばまきさん、まりげ他を捨て浜名湖方面に梶をきっていた。

沼野機関長を乗せた戦艦ヤマトは、△りの「総員玉砕用意」の指令を受け、レイク海戦に挑んだ。

左前方には、友情参戦の家畜艦上宮が敵の攻撃を受け黒い煙をあげているのが見える。左舷に7発もの魚雷をうけ我らは1200「総員退避」を命じられた。

やがて敗走する俺たちに一本の無電が入った。

大本営総司令官、平成の鬼やさし軍曹の 異名をもつ「牧山閣下」であった。

「コラゴリラ、ハマニテニジカンマツモオマエコナイ。カギステルゾ\4000カエセ!」

私達は軍法会議にかけられた。
だが、何故か処分保留のまま釈放された。

オミがとしやを殴る音を合図に部隊は解散し、みんなチリジリに帰っていった。

ワタシに出来ることは事件を風化させず、語り継ぐことによって次世代の為になればという思いから筆を執った。

この忌まわしい過ちを、もう二度と起こさないよう願いたい。