高齢の恒例
毎年、この時期になると気の会うメンバーでお泊りスノーボードに行っていた。
最初は素泊まり、自車の出動で人数に合わせ乗り合い。
場所も出発してから決るというお気軽なものだった。
そりゃそうさ、楽しいからだ。
だが、同じ内容を繰り返すのは「芸」が無いとしていろいろな「余興」を取り入れるようになり、かかるカネも増大していった。
テクニックも上達した。
最初は「ゲレンデのタニシ」と呼ばれていた男も、持ち前の運動神経としつこさから「高速タニシ」へと成長した。
近年、不景気からかスキー、スノボー流行も落ち着きスキー場の閉鎖が相次ぐ中、まだまだ人類は死滅していなかった!! (北斗から抜粋)
昨日、CCのヤングからTELがあり、特例措置の上、ツアー同行が決定した。
「カズヤが行くならいきますよって言ってました」怒涛の寄りに押し出された感じだ。
さすがヤング。 商売がうまい。
そして道具の無いカワカミサンは棄却。オレをこの道に引きずり込んだ張本人なのに残念だ。
その後、コンドウヒサヲからTELがあった。
「で、どうですか? なんともならん??今週」
そう、今週末は本来、恒例のスノーボードツアー、あの多くの芸人を葬り去ってきた「ゴリゴリ会」の日だったんだ。
10年連続を目の前にしてコンドウは言う。
「いや〜、オレは絶対行きますよ!最悪、日帰りでも良いし!」
うれしいことだ。
しかし、この経済状況下ではカッコもつけれまい。
あと3日あがくだけあがいてみよう。
そして夜、大本営まっこいさんからの入電。
「ワレ、キュウジツ、ゲットシタナリ。 カプセルツアー トツニュウセヨ」と。
そうさ、マッコイさん。
最初はいつもそうだったんだ。
こうしてカプセルバスジャック事件は幕を開けた。
当方の武器 マッコイ35mm砲 カズヤ式火縄銃
先発地雷に C4大木TNT爆薬をセットしておきたいところだ。
コンドウ同士よ、 武装解除してCCツアー、行こうよ〜 笑)