鳥羽野郎
カワカミサンからGETした¥4000は、B1,A2クラスの連中の他愛もない戯れレースで消えて行った。
なので、連休を頂いた土曜日は午後から翌朝の「第4回東日本チャリティー頑張ろう日本釣り大会」に出席の準備に費やすつもりだった。
AMはゆっくりとゲームなどでつぶした。
13:00から、タモ、クーラーなどを回収しに会社に出撃。
だけど、以前買った「釣り用ズボン」がない。
「ありゃ〜、板君のとこに忘れたかや〜」とか思い、捜索。
結局ないので、ガソリンを入れての帰路、携帯が鳴った。
あのケンカ和尚「まこつ」だった。
15:00、彼はすでに浜にいるという。
「11時間、呑むつもりか…」
俺の脳裏にもう一人の言葉がさえぎる。
「仕事が17:00に終わるで、さくっと浜行くわ〜」
そう、宮脇氏の前日のお言葉だ。
「激荒呑み」がオレを待っていることは、すでに世の常。
AM1:00集合の場所「海の恵みの贈り物 居酒屋 浜の家」に、片道の燃料だけをぶちこむべく、オレは戦地に到着してしまった。
駐車場にはすでに「おびただしい粉類」が散乱し、無数のエキスを配合した「合法練りエサ」が袋に入れられ、出荷を待つばかりであった。
隣のしま源あとちの「アジト」で製造されたそれは、異様なおいニーを放っていた。
そうして少し遅れて19:00頃、宮脇氏が到着した。
今回の刺客はオレを含めて5人。
前回の釣行ヒット作「あっぽー」につづく5人目のオトコに期待が寄せられた。
彼の名は「タナーカ」
29歳だ。
農業の似合いそうな純朴青年は、彼女募集中らしい。
オレはまづ、お母さんの名を尋ねた。
「ヒロミです」
その名に以上に反応したマコツは、見送りに来た嫁さんに、そこまでの全額を支払わせた。
そこから、なぜかスナックに移動し、満席の上「AKBラーメン」に避難。
い〜くんに「ご迷惑」を掛け、楽しんだ。
途中で喰った「ワンタン」をぶちまけ、大会会場に到着。
、NSR 西田氏に挨拶し、寝た。
数分でやぶ蚊にオソワれ、起床。
くじを引くと29番、3番目の船の同船者が、おれというペナルティーをしょうことになった。
宮脇氏は、4番の紙を誇らしげに握りしめながら、置いてきぼり。
忘れて行った船頭(そこら辺のボスらしい)が、申し訳なさそうに「あれ!?いたんですか!すみません…」と、宮脇氏を盛り上げた。
秋山さんが作ってくれた「粉入りゴミ袋」を担ぎあるく。
袋からは、帰り道の道しるべのごとく、小さな穴から粉が線を引いた。
到着後、刺しエサがオキアミしかないことにイヂけたオレは、開始後30分を待たずに就寝。
2時間ほど寝ると、横にはアホウドリがクソを垂れていた。
携帯の電池も底をつき、浜団残留組の「頑張ってください」のお言葉と「モンスト」ができなくなり、「ああ、クンニーと来たときはパズどらだったな〜」なんて思いながら東の方向を見た。
GRやトシヤは浜名湖だろうか…
プチ旅愁を漂わせ、知り合いもいない釣り。
対面ではマコツが、同じ筏に乗った女性をチェックしまくりながらトイレの音に耳を澄ましている。
鳥羽まで行って、その変態っぷりに磨きをかけるマコツを見て、自分を奮い立たせた。
もう、怖いものはない!
気合を入れなおし、釣り!!
俺の心はAM11:15に完全に折れた。
あとは、ウロウロ、寝たり起きたりBEER呑んだり。
15:00頃、終了した。
台風のうねりで、地上についたらふらふら。
結果発表があった。
第1位の人は51.5CMを釣り上げていたが、あとは20センチ代。
厳しい状況のようであった。
抽選会で「ラインとワッペン」をGETし、オークションが始まった。
ここで「秋山会長」が一矢報いて「イセエビx3匹」GETし、何とか格好はつけれた。
NSR最新作の竿は¥70000で落札され、他集まった「カネ」は東日本の震災復興に送られた。
NSR西田氏、そしてそのチームの方々は本当に素晴らしいことをしているんだなと、感激しながら自分ら5人を改めて見直すと、地面に居座りゲラゲラ笑いながら缶BEER、「田中のおかん60だって、行けるら〜」だって。
「本当にクソだな」と思った。
集合写真を撮り、フェリーの時間もあるので撤収。
フェリーの中でもBEERをのんで「ギャーすぎゃーす」やった。
帰り道、コンビニによるたび、テンション↑のAKY会長。
アブねえ感じは急加速していった。
そうして、「ブラックパール号」は、呑まづくわずタナ〜かのおかげで無事に帰ってこれた。
その後、浜団副会長、初代会長、あっぽー、トモ8君、さとし君の5名が凱旋を待っていてくれ、イセエビと生BEERで報告会。
〆に副会長が「ハンバーガーx2こづつ」おごってくれた。
帰宅後の風呂で逆噴射したけどね 笑)
彼らはまだ「おい、本坂に幽霊みにいくぞ〜!!」とか言っていました。
ものすごく疲れたが、いい釣りだった。
西田氏をはじめとするみなさんには、本当にお世話になりました。
ありがとうございました!
これも普段から、我らが浜団会長、副会長、部長がしっかりお付き合いをしてくれている為だなと痛感した。いつも、お疲れ様です、そしてありがとう。
そして同行した会長、マコツ、宮脇さん、たな〜か 面白かったです。また行きましょう!
こうして「宮脇氏=ゴリ応援団長」との勘違いを残したまま、次なるミッションにまた一つ、楽しみが増えるのであった。
浜団、「浜よりダンゴ」最高最強!!