のたうち
土曜日は、終日仕事した。
帰ってやることもなし。
25:30くらいに寝た。
日曜日も何もなし。
ずーっとTV見て昼寝。
「ひまだや〜」とアぴりまくるが、「会社のやつに会いたくないトシヤ」と「カネのないオレに興味なしのGR」からは音沙汰もなし。
昼間っから缶BEERで昼寝…
すると、TELがなった!
板君だった。
「浜名湖、いってるんすか〜」
「は?金がねえだわ、いきてえけど」
そう告げると
「うわっ!!おつかれ〜っす、がんばってきま〜っす!」
だって。
うわうわううあうわ、なんとなく、GR感が漂った瞬間だった。
「あいつ、いつもこんな感じでソワソワしとるだな〜、食虫植物みてえな奴だな」
色と、その峻烈なおいニーで、「昆虫」をおびき寄せる。
その「う○こ」のにおいに思わず留まると、ねばねばの液体で拿捕。
ゆっくりと「消化液」の中に流し込み消化する。
根からは水分のみを吸い取る。
昨日も危なかった。
というのも、夕方LINEで来たメッセージに強く反応があったからだ。
「いくか〜ん?」のカワカミメール。
オレは「タマナシ」とだけうった。
それをみたGRも「よそうだけしま〜す」と、例の「カラ予想屋」を出店。
しかし、そのGRのメッセージ中にカワカミサンはこう打っていたのだ。
「¥3000くらいなら、やるわ!!」と。
このメッセージに反応した「フジイノカズラ」は「ソワソワしますねえ」と作戦変更。
さらに、植物が故「でも、もう、酒呑んじゃったで動けんな〜」と、お迎えまで要求してきたのだ。
今回は、植物学者のおれがついていたから難を逃れたが、コガネムシ昆虫カワカミは危なく餌食になるところであった。
カワカミサンの「迎えに行くわ」とのメッセに「超いきてえ〜よ」とさえずるのが精いっぱいのアピールだった「フジイノカズラ」はしょんぼりしながら第3ビールをすするのであった。
一方、自由気ままな俺たちは「浜名湖が間に合わんかもしれん。ここは沼の湖だな。」と解放を要求。
やさしい沼さんは「おっ!いいよ!!」と受け入れてくれた。
沼さんは「フジイノカズラ」を持ってしても消化できないオトコ。
ここでは「フジイノカズラ」はツル系と退化し「シメコロサレノキ」となる。
これは、鳥の糞などから着生、地上目指して伸びていく。地上についたところから急速に発育し、やがて宿主の気を枯らしてしまうことからそう呼ばれる。
近年では、サーフショップを2軒もつぶしたことが確認され、分析を進めた結果、新種「シメコロノフジイズラ」と判明した。
沼さんちにつくと「おう、どほしいな!競馬がよ、11-5-3って買っといたら11-3-5だってよ、お?¥25万もついとるだ、¥1000もかっとったにによ」と羽振りを利かせた。
結果は沼さんが一回当たっただけ。
なんだかんだといっても、俺たちも「粘着性指定外来種」だということを忘れていた。
その証拠に、12Rが終わった途端板君からTEL「当たりましたよ〜4-2-1¥500ですけどね」との言葉に「どこでまっとればいい?」と要求。
「いや〜、こっちも5人おるもんで無理ですね」と告げられると、そうだ、なり君がトライアスロンで6位、賞金出るだら」とまくるも「焼酎に消えました」と断罪された。
結局、近くの居酒屋でぬまさんにおごってもらって帰る、という、何とも始末の悪い結果となってしまった。
カズラよ、待っておれ。そのうち、お前の毒袋に大量の蟲をブチコンダる。
TEAM-Kブチコンダレのカリスマ大将、2連複のカワカミサンはこう、締めくくっている。
7/3から、あつくなりそうだ、と。