リフト屋のおっさん

がっつりやった翌日は、NON-ALC

今朝は体調も良く。


しかし、カズヤ主導で呑むメンバーがいい。

「ドくでー」感ばっちりのメンバー。


「今日は、マラソンになるな。ペース配分が生死を決める」

オレは覚悟した。

「こいつらの経済を飲干すまで、祖国の土は踏めないだろう」と。



鬼バカ軍曹級短足のモータース板金屋は同級生で、外国人パブが大好き、いや、専門か。

いまだに夜な夜な徘徊。あたりを物色しながらスケボーにて汗をかく、ザ、レジェンド 笑)

SURFもたしなめるが、意外な趣味は「盆栽」

真剣に枝振りとかを眺めるまなざしは、セットを見つけ、パドルしていくそれとなんらかわらん。

骨格形状はやや四角。

水際の生物で言うと「ガニ」か。

似合う言葉は「スタミナ」

顔面は、おでこが狭く、眉間が広いのが特徴。やや横気味に小さな目がついている。



もう一方、「靴屋」はみなさんご存知「2012年口に締まりのない男of the YEAR」に輝いた。

形状は長方形。

ウマの種類でいうと「農耕駄馬」

だけど、シャレおつに英語が堪能。

わりかし「いぢりやすい」特徴を持つ。

商売はウマくいってるようす。

また、麻雀の天敵が存在していることが確認できている。

身長は高く、顔面も長い。

その総延長距離は、ゆうに10尺を超え、東京〜大阪間を2時間のところ、15分はかかる。

酔うと内股になり、千鳥足でふらふら歩くことから「鉄骨渡りのカイジさん」と揶揄され、周囲を喜ばす。

一部では「カメナシ」とも呼ばれ、深刻な社会問題となっている。


そんな彼らに囲まれ南栄の居酒屋に行くと…

見慣れた新潟ナンバーが、捨てられていた。


愛想のない大将にヤス酒、狭い空間にむさくるしいおっさんたち。


何をしゃべったかは覚えてないが、このあたりでカズヤが遭難したようだ。


歩いて帰る途中、「おうおう、もう一軒行くめえ!ちゃんねー、ちゃんねー!そうだ!カラオケ行くか?外国風の!!」

「あっ!マサクン、それいいですね〜!いいちゃいますか!?必死ぶりだや〜、タクシー!!お〜うい、タクシー!!!」

渋るおれに「いいじゃねえか、どうせ仕事なんかどうでもいいだら」


おいおい、一緒にされちゃ困る。



オレは意気上がる2名のアホ中年をその場に捨て、帰宅の途についた。


非常に楽しく呑めたのだが、そのあと、おれの上の開口部、下の開口部からは余分になった水分が排出されるのであった。

結局、カズヤがおごってくれた酒は、まさに「水の泡」になった。


カズヤの気持ちがもったいないのでこう叫ぼう。








「カズヤ、おかわり」