なみのり

ゴリとデビューし、一年ぶりに波乗りをした。

さすがに動けず、みっともない姿を思い笑える。

ゴリも以前とは別人のようにダサダサ。

ビデオをまわす夏目プロも「やべー、ゴリさん、ドベタクソ~」

でも、なんだか楽しくやれた。


そこで、報告とばかりにとばかりに、昨日の電話はなんだったかな?と、えりぼうに電話してみた。


そこで知った、驚愕の事実。

同級生のグーフィーフッターが死んだ。


大会にもよくでてて、酒の大好きな上手いサーファーだった。

クルマの趣味も自分と重なり、酒を酌み交わし、ローかリズムなど、いろんな事をかたりあった。

最近は、自分が海から離れていたので、会う機会はなくなっていた。


あいつはげんきかなぁ、とか、思っている矢先のことだった。




一年ぶりに海に行ったその日に知るなんて…



やがて、ゴリから「沼さんちで、当たってますよ、早く来てくださいよ」

と、連絡がきた。


やりきれない気持ちをごまかすにはちょうどよく、お邪魔し、バカバカに呑んだ。


やがて浜に移動すると、マサくんが来てくれた。






久しぶりに嘔吐し、オレはたおれた。



上手いやつらは、みんな、死んじまう。




オレはまた、海ばなれするのか、もう、やめちまおうか?




だが、朝になり、一本の電話がおれをつなぎ止めた。


かずにぃだった。


なんも知らない彼がいきなり誘ってきたのだ。


迎えにきたかずにぃと、小島ではいった。


地元民が、誰もいないと嘆いていると、マリゲが参上。

サーフ後のルービーしていると、向こうから、都築くん、やがてションジー、本サドル。

「元気にしとっか?腰は?」と、気遣ってくれた。


やっぱり、海はいいな、と思い返した。


みんな、ありがとう。


くも、またそのうちなー



さて、海でも行くか~