金は命より軽い
昨夜、カイジ君がNさんちに来た。
自ら毒を吐き、携帯の待ち受けのわが子を誇らしげに見せびらかすさまは、突っ込みようもない異次元空間へとおれたちをいざなった。
一方「お誘いがない」とイジケMODEへと降格した夏目君へのTELは「なつめんちには泊まったことがない」との理由でさらなる爆弾を投下。
「えりか」様に内容を伝えるまでとなった。
そこで、ライダーの話で盛り上がった。
事態を重く見たTSA会長、腹だしはこうコメントした。
「いや〜、おいちいっすねえ〜、このカニ。イクラもうまいっす!」
「あ、TELだ、ああ、もしもし、あ、つきました?」
でたでた、もっとー呼びの代行ミッション。
この男も「ライダー」を狙ってただけのことはある。
ここで、一般ピーに「ライダー」とは何ぞや?、の疑問について少し触れよう。
「ライダー」 「RIDER」ともかく。
オートバイに乗る人、とは意味が違う。
おもに、その方面に特化し、腕前が他よりもすぐれていること、そのアイテムを使うことによって、いわゆる「スポンサード」してくれる方に収益をもたらすために活動する者ををさす。もしくは企業に好印象、並びに営業利益をもたらすのが使命。
生活すべてを「スポンサード」される一流アスリートから、ある程度のスポーツ界においては「ステッカーライダー」までもが存在する。
「スポンサード」された場合、その忠誠心はおろか、私生活までもCHECKされるのは当然。
なぜなら「おまえんとこのライダーが…」と逆に悪いイメージを与えてしまうことも想定内であるからだ。
かわいがっていた「イヌ」に手を噛まれる… よくある話だ。
「イヌ」は餌をもらう時にだけ「尻尾を振る」
「もっといいもの」をくれる「他の飼い主」を常に探すようになる。
気が付いたら「土台」はみな喰われとった、触ってみたらスカスカだった…よくある「シロアリ」の被害が如く。
こうなってしまっては「スポンサード」する意味がない。
「応援」する以上、何らかの利益が求められるのは当然のことだ。
その本文を忘れて「オレがやってやっている」と勘違いするものも現れてくる。
まあ、そういううヤカラが一番おもしれえんだが。
では、人はなぜ「ライダー」を目指すのか。
それは「肩書き」で話したいから。
自分が頑張っていることを認めてもらいたいから。
「おれは○○のライダー」と威嚇したいから。
タダが好きだから…
人それぞれ思いが交錯、タダでものをもらうことを最優先し、いつの間にか「感謝」することもなくなり、「あっちのほうが待遇がいい」とか情報交換する。
そう、テクが必要なのは当然なのだが、いまや「ただで欲しい」とすさまじい物欲のカタマリをさらけ出す、格好の名刺となった、いや、成り下がった。
グーフィーで馬ズラの男性はこう話す。
「いや〜、はなしてないっすからねえ…、じかんがちがうっちゅうか…」
彼はライダーなど最初っから目指していない。
貯金があるから「欲しいものは自分で買う」
しがらみを喰らう位なら、そんなもんいらねえ。
ついでに家族もいらねえ… 違うか!! (DT6風に)
今夜、今年初の忘年会がある。
47にもなって「プレゼント交換」とかやらされるらしい。
そのショップの「ライダー」のすごさとかが〜〜〜〜〜〜
観たい。