ガラス

昨日は、ガラス屋と「さくっと契約」で浜に舞い降りた。

カウンターにはあのオトコギ満載のたくちゃんが。


ぱずーしながら、被さ王を待った。


平日で、ヒマ感のある浜の家。


人影に気付き、目をやるとそこには「うわっ!うううわっ!!」と言いながらひとりの戦友が佇んでいた。

ベトナムで知り合った彼は、ウズベキスタン、チェチェンそしてイラク・・・BE 各激戦区で幾度と無く、そして時には敵味方に別れ戦ってきた「黄狐」そう、YELLOW−FOXという異名で恐れられたあのマボロシのオトコだ。

ヤツはオレを見つけると、周囲をうかがい、安全を確保。

気がつくとヤツに背後を取られていた。

「おぢさん、ハラがでましたね?」と耳元で囁くと「AKY大佐!ご無沙汰してます。今、戻りました」と報告し、アメリカンサイズのLIVE-BEERを飲み干した。

ほどなくして「今日は久しぶりのSTREETですわ。惑星でも派手に打ち落としにいきましょうや!」とオレを誘った。

さすが本場帰りの原液。


やることのスケールがでけえ。

雰囲気を察してか、店外に出ると「旧スペっナズ」で鬼軍曹として活躍。
「おう、そんなもん、別れてやれ」で200人あまりをなぶり別れさせた「動く伝説」Nさんが立ちはだかっていた。

ワレワレは最敬礼し、父親とも呼べる上官を手に入れた。


肩慣らしに、最近出の渋い戦場ランク☆ オオギヤに行った。

肩慣らしとのこともあり、今回は作戦無し、と言う作戦。

早速、対面から迎撃があらわれた。


だが、よくみるとソレは同じ部隊所属、医務、弾薬運搬、陣地施設で世界一の腕を持つ「近藤ひさを」であった。

彼の周囲、あたりにはすでに空の薬きょうが散乱し、先制攻撃戦の激しさを物語っていた。

一旦、本部に戻ると、「狐」が次の作戦を提案した。

「でっかい響き-壊滅作戦」と名づけられたミッションは、今まで何枚もの「ふくざーくん」を飲み込んできた、無間地獄。その難攻不落の砦を、たった3名でやっつけちまおうという、「行きの燃料以外は、現調じゃあ」と、決死の特攻作戦。

部隊は、まんまと潜入に成功した。

斥候にでた兵士「近藤」が装備しているのが、最新鋭のリモコン。

扱いがわからない兵士「近藤」はおもむろに通信機を手にしたかと思えば「うたぼん持ってこいや!!」と敵に要求。

要求どおりにうたぼんを持ってきた敵の若くてかわいいい女性兵士に向かい「大事マンブラザーズ」を発砲。

運よく、弾はこめかみをかすっただけで大事には到らなかった。

しかし、この銃声で興奮したのか「黄狐」が中距離ミサイルオレンジレンジの「絆」を発射。これに対し兵士「近藤」はBOOWYの「NO-NEWYORK」で迎撃した。

「NEW-YORK、NEW-YORK」と中年が乱射したミサイルは、笑いのド壺に命中。

2時間の戦闘の末、両者は和解。黄狐の経済制裁は解除され、兵士「近藤」は「さくっとなんて信じられるか!!」とコメントした。

この間、再三の応援要請を無視した「顔のでかいブタ」「あごのないかずや」「顔の長い靴屋」は、やはり一般市民として、戦を忘れてしまったのだろうか!?



「でっかいひびき」を制圧した部隊は、無事アメリカ軍浜の家基地に帰還した。


上官に作戦の結果を報告しようと部隊本部に向った。本部に入り、カウンターに佇むオトコを目にしたとき「、背筋に冷たいものが走った。


百戦錬磨のオレタチが、一発でぶるっちまう、一体、ヤツは何者なのか!?


オレは秋山大佐に聞いてみた。

大佐は、「DON'T WORRY! HE IS NO-NAI!!」いささかエングリッシュに弱い俺たちは、和訳をお願いした。すると、「彼は北半球で最も声の高いオトコ」とだけ、」告げられた。


彼の手にしているボトル「ジャックダニエル」には、白い字でこう書かれていた。






はらやす



オレは、また昨日も、怖い夢をみた・・・