よろしくメカホース

とくに変わったことのない毎日がすぎている。

強いて言えば、青年実業家が、夢のマシーンを手入れに来ることだ。

後輩の「メカニック」に一抹の不安を抱えているのか、彼はドンドンバラバラにしていく。

この機械を愛してやまない男は大きい機械に「ジェニファー」小さい方に「ポール」と名付け、磨き上げている。

恐らく、ネジ類がなくなり、もとに戻らないだろう、とたかくくっつは楽しんでいる。

ささやかでしょう〜