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あの「じゅんせん」の異名で愛されたおぢさんが今、気を吐いて仕事に専念している。

窓が開くたび、歯車を投入する仕事だ。

歯車を投入するたび、OILが飛び散り、作業服はOILまみれに。

周りの人間はいちぢるしく愛想も無く、ただカネを得るためだけに働く。

「ちょうど欠員」がでて入れた職場。

せめて「普通自動車運転免許証」が取得できるまでは頑張りたい。

ただ、残念なのは寮内への女人の立ち入りが不可能だということ。

いままで、全てをそこに注入してきた彼にとっては一番の苦痛だろう。

そして、近くに「居酒屋」が無いこと。


2月の深夜、飲酒後の自転車は体感温度-20℃

常人なら命に係る気温だ。


そんな中、昨日は「浜の家」に出動した。


大学時代の友人「うのと死期」がおごってくれるということで出頭したが、結局ゴリの「冤罪話」を聞かされただけだった。

ぬまさんの「3回はないら」のくだりに、「なんでヨシカは…」と対抗するが、「オマエ、ポコッちまったな〜」のやり取りで一日の汗を流す。

こいつらはいつも楽しそうだな、とおもいつつ自分の半年後を想像する。



今日からは最悪の「夜勤」が始まる。


夜、部屋にいるよりはましか・・・


と思いつつ、まだ2日目。



 「もう、逃げ出したい」 そうだ。


バルボッサよ、どこへゆく・・・


追伸(じゅんせんからの伝言):野依台付近のヒマな方、ともだちになりませんか? 送り迎えが可能な方希望。当方ロングボードを少々やります、あとバンドメンバー募集。ボーカルがやりたい。