親友
サーフィンをやらない友達がほとんどいない中で、同級生+近所、小学生の頃から家ごと付き合いさせてもらってきた、同級生Bのオヤジがおとつい、急に亡くなった。
理由は判らないが2週間ほど前にあったときは「やい、しゅんすけ、相変わらずベニヤのっとるのか?」とべらんめえ口調で言っていたのに。
そのオヤジに教えてもらったのは3つ。
1. SLOT その当時は1撃で¥16000、そう「打ち止め」時代に遡る。確かOLYNPIAの機械でアメリカーナ、やがて出てくるトロピカーナなどをブドウの回数などで判別せよ、とか、今では当たり前の「前兆」が「遅れ」のみという時代。
彼には徹底的に「目押」を叩き込まれた。
2. 麻雀 高校時代からしっかりと教えられた「元禄積み」「ドラ爆」コレを手にオレは悪魔に魂を売った。
稼いだ金は時々オヤヂ達のサンマーの餌食となった。
「やい、しゅんすけ、麻雀はな 勢いだ」と。
3. 友情 よくその家にたむろした。バカもした。しかし、オヤヂはいつも暖かく見ていてくれた。一度、クリスマスイブに近所の交差点で出会いがしらに激突し、弾みで民家に突入した。運転していた親父の息子、つまりオレの親友は腕を折った。オレは走ってオヤヂに知らせに行った。オヤジは入浴中で、石鹸だらけのパンイチで現場まで来てくれ、まず、オレの心配をしてくれた。
そんなオヤヂが急に亡くなった。
3/15 15:01にオレはBから電話があった、にもかかわらず「酩酊状態」であり、電話にも気づかなかった。
大事な電話だったのに・・・ はっきり言って後悔している。
昨日、通夜に行って来た。
懐かしい顔ぶれがそろっていた。
みんな「おっさん、おばさん」になりつつ。
喪主はBがやっていた。
Bは気丈に喪主を務めていた。昔からアニキ肌を持つB、さすがだ。
今日は11:00から式がある。
孝夫さん、いままで本当にありがとうございました。
合掌